アート用(色鉛筆・デッサン)

鉛筆削りの選び方 >> 鉛筆削りのスタイルで選ぶ >> アート用(色鉛筆・デッサン)

色鉛筆やデッサンに適した削り方

日々使いやすさを求めて進化している鉛筆削りで、色鉛筆用なども販売されていますが、それでも尚使う素材の多様性から、色鉛筆やデッサン用の鉛筆の削りに対してはなかなか上手く対応できなというのが現状でしょう。現行の鉛筆削り器は字を書くための鉛筆には間違いなく最適ですが、色鉛筆やデッサン用の鉛筆には決して手削り程の細かい調整はできないようです。

色鉛筆を削るときにはご用心

色鉛筆は、字を書くときに用いる黒鉛筆と違い、芯が柔らかいのが特徴です。ですから、芯が固い黒鉛筆を削ることを目的とした鉛筆削りでは、上手く削り上がらず、芯が折れるなどの不具合が発生します。また、削りかすが多いことも問題で、黒鉛筆と比べて高価な色鉛筆がみるみる短くなってしまうことにもなり抵抗がある人も多いようです。

手削りは本当にベスト?

紆余曲折あり、やはりベストな選択はカッターでの手削りとなるですが、慣れないお子様が削るには明らかに不向きですし、大人でも一定の削り慣れが必要となる上、時間もかかるというデメリットが挙げられます。ですから一般的には色鉛筆対応の鉛筆削り器を使用するのがオススメということになります。コツとしては通常よりも削り先の角度を広くすることで、芯先の露出を控えて折れにくくする工夫がされているので、安心してご使用になれます。

デッサン用鉛筆

デッサンに用いられる鉛筆も色鉛筆と同様、芯が柔らかいものが多く使用されます。また、線描写に細いものから太いものまで多様な芯先が必要とされるために、現行の鉛筆削り器での対応は難しいでしょう。ということで、デッサン用の鉛筆はカッターによる手削りがベストとなります。美術を専攻している人ならば当たり前の事実ですし、芯先調整するために手削りの技術を高める他のもひとつの鍛錬というわけですね。

ページトップへ