電動鉛筆削り

電動式鉛筆削り器の特徴

学校で使われている鉛筆削りに電動が多いことから、今の児童が使っている鉛筆削りは電動が多いと思われがちです。電動式の鉛筆削り器のメリットを挙げるとすれば、電動の鉛筆削りのメリットといえば、やはりチカラがいらずに早く削れるという点でしょう。小さなお子様でも、簡単に削ることができるので小学校に入学したての児童にはとても向いていると言えます。それにキャラクター物の種類が多く販売されているのも電動式で、デザイン性に飛んだものが多いために初めて鉛筆削りを購入する時には電動式を選ぶ親御さんが多いようです。

電動の鉛筆削り器は壊れやすい?

電動の鉛筆削り器は「壊れやすい」という先入観を持つ方が多く、購入を踏みとどまるケースさえあるそうですが、故障の原因は電源をはじめとして多くの部品が必要な精密機器だからなど製品自体による問題だけでなく、その使い方の問題で発生することが多いようです。 何にでも好奇心旺盛なこの頃の児童は鉛筆だけでなく、割り箸や細い棒状の物体を鉛筆削りに差し込んむイタズラをよくするので、遊びで使って壊れることが多く、壊れやすい鉛筆削りというよりも「壊されやすい」鉛筆削りと表現した方がいいかもしれません。

電動の鉛筆削りの落とし穴

壊れやすいわけではないとしても、完璧な鉛筆削りというわけではありません。電動の鉛筆削り器には児童が使うからこそのデメリットや構造上きちんと気を付け無くておかなくてはならないポイントがいくつかあります。

  • 遊んで削るために鉛筆の消費が早い
  • 自動では鉛筆を入れる力加減が分からず、キレイに削れない
  • 芯が折れやすく、詰まりやすいので壊れやすい
  • 削り音が大きく夜は使えない
  • 手動と比べて価格が高い
  • キャラクターものが多く飽きがきやすい
  • 鉛筆が削れすぎる 

電動の鉛筆削りを使う前に

使いやすさという点では児童にピッタリですが少なからずデメリットもあります。親御さんが使い方をきちんと教えておかなければ故障や鉛筆の浪費が多くなり思わぬ出費が続くことにもなりかねません。鉛筆は「木」という生きていたもの材料に使う文房具である認識に立ち返り、物を大切に使うことをきちんと教える意味でも、電動の鉛筆削りは使わせる前に「お約束」を共有しておくことといいかもしれません。

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